| 土壌汚染とは？ |
 |
土壌汚染とは、水質汚濁・大気汚染・悪臭・騒音・振動・地盤沈下とともに典型7公害の一つです。
その主な原因として、製造工場などで使用された揮発性有機化合物・重金属・油などが地表から土壌に浸透して発生します。
大気汚染・水質汚濁などに比べれば飛散性は少ないのですが、汚染が地下水まで達した場合は広範囲にわたって汚染が広がることがあります。また飛散性が少ない分、汚染がその場所に蓄積されやすく資産価値の低下を招きます。
平成15年2月15日に施行された土壌汚染対策法（土対法）により、対象となる施設が使用を廃止したときは土地の所有者が土壌汚染状況の調査を行うことになりました。
これは汚染の有無が不明なまま不特定多数の人に利用され、それにより健康被害が生じることの防止を目的としたものです。
このことは土地を所有する人、取引に関わる人、土地を取得しようとする人にとって「知らなかった。」で済まされる問題ではありません。土壌汚染の有無は周辺住民の健康被害を及ぼすだけではなく、不動産価値・社会的信用の失墜に直結します。そうなる前に事前の土壌汚染調査は今後の不動段取引で必要不可欠と言えます。
|
| |
| Q&A |
|
| ▼「不動産」（土地）の“健康診断”って何をやるの？ |
| |
人の身体をお医者さん（Dr.＝ドクター）が、病気になっていないかを診察・診断する様に、皆さんの大切な「不動産」（土地）が有害物質等で汚染（＝病気）をしていないかを調査・解析・報告・提案をする事です。
当社では、「不動産」の健康診断を実施するスタッフの事を、土地（不動産）のお医者さん『不動産クリニック』と呼び、専門的な知識や社外ネットワークを利用して、皆さんのご質問・ご相談に対してお答えを致します。 |
| ▼うちの「不動産」は大丈夫なの？ |
| |
もちろん、しっかりと調査をしてみないと詳細は分かりませんが、当社で用意した診断メニューを実施することで、簡易的な内容から詳細な内容まで把握することが可能です。
当社で用意しました「特定化学有害物質別の使用可能業種一覧」で、ある程度の可能性としての判断材料になります。少しでも心配に思われる場合は、当社の“不動産クリニック”までお気軽にご相談を下さい。 |
| ▼どの様な不動産の“健康診断”メニューが有るの？ |
| |
簡易的に判定出来る診断メニューから詳細な内容で判断できる診断メニューまで、数種のメニューを取り揃えています。価格においても、対象不動産の面積、業種や地質等の条件で異なってきますが、概算で5万円弱から100～150万円程度で、不動産の“健康診断”が実施することが出来ます。
主な“健康診断”メニューは次の通りです。
Ⅰ．簡易診断コース 【レポート】
Ⅱ．1日ドックコース 【レポート＋簡易調査】
Ⅲ．通院コース 【表層調査＋業務報告書】
Ⅳ．入院Aコース 【深層調査＋業務報告書】
Ⅴ．入院Bコース 【深層詳細調査＋業務報告書】
各コースの価格につきましては、別紙「価格表」を参照するか、当社の“不動産クリニック”までお気軽にお問合せ下さい。
上記メニュー以外にも、お客様のご希望に合ったコースも準備する事が出来ますので、ご相談下さい。 |
| ▼「地質調査」と「土壌汚染調査」とは、どこが違うの？ |
| |
まず目的が違います。土地の掘削をするという行為そのものは同じですが、その行為に付随してくる内容が大きく異なります。例えば、万一に土壌汚染が存在していた場合のことを想定して、汚染飛散防止の為に、機材の洗浄、洗浄の為に使用した水の適正処理、地面と触れない為のシートの設置、シートの適正処理や作業者の手袋までも細かくルール化された作業マニュアルに基づいて、「健康診断」（土壌汚染調査）を実施致します。
更に、管理監督者は当然ながら現場スタッフにまで当社の社員教育で、二次汚染防止の為の作業を徹底しています。皆さんには、直接目に見えないところでも十分安心して「健康診断」を任せて頂
ける体制になっております。 |
| ▼大切な不動産に関する情報の取扱いは？ |
| |
もちろん！みなさんの大切な不動産を「健康診断」する訳ですから、「健康診断」前の契約の際に、業務計画の説明と合わせて当社所定の『守秘義務契約』を結ばさせて頂きます。皆さんの不動産の「健康診断」の実施で知り得た情報・データについては、第三者に対して漏洩することを堅く禁じております。
また、“不動産クリニック”は当然ながら、当社の社員には社員教育を通じて、「守秘義務」の重要性の理解と徹底遵守を課しております。その為に、高い信頼のもとで安心して皆さんの不動産の「健康診断」を、任せて頂けます。 |
| ▼今、不動産の「健康診断」をしないとダメなの？ |
| |
今直ぐに、土壌汚染調査（「健康診断」）をしないと問題だということはありません。しかし、もし“汚染”が何らかの理由で発覚した場合には、突然の対応を迫られる事も予想されます。そうなら無い様に、事前に「健康診断」を済ませておくことは、備えでもあり安心して日々の業務を行えます。
また将来的に皆さんが、不動産（土地）の売却、転用や廃止を考えておいでの場合には、突然その際に調査をするのでは無く、事前に「健康診断」を受けて、状況を把握して適正な処理を実施することで、結果的には費用の面でも低額で抑えることが出来ます。 |
| ▼些細なことでも相談したい場合は、どうしたら良いの？ |
| |
お任せ下さい！その為に、地元における土地のお医者さん当社の“不動産クリニック”に、何なりとご相談下さい。
皆さんが自分達の不動産（土地）で抱えていらっしゃる課題・疑問・相談内容等、些細な事でも結構ですので、まずは電話でのご連絡かお問合せシートにてFAX返送して頂ければ、対応させて頂きますので宜しくお願い致します。 |
|
